| 問 |
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| お寺においても結婚式はするのですか。 |
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| 答 |
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結婚は人間の生涯にとって、第二の誕生ともいうべき、最も厳粛な門出です。いままで他人であったもの同志が、もっとも近い関係(結婚)になる。まことに不思議なご縁という他はありません。深い因縁によって結ばれた二人が、これからの生活を共に歩んでいくという人生の中で深く心に刻む時でもあります。また、先祖から受けついできたいのちを子々孫々に伝えていく使命をも持っております。
ところで、最近の結婚式は商業ペースにのせられて豪華になり、どことなく全体が形骸化していることも事実であります。結婚式は本来、自らの宗教的信念にもとづく証でなければならないものが、今日はまことに無節操な時代と言えましょう。たとえば、式の日取りを決めること一つでも、暦の上の日の良し悪しや人の言葉に惑わされること、度々多く聞かれることであります。まことに人間、除災招福の心にあって、これからのことはすべて戯論の域を出ません。親鸞聖人のご和讃の中にも「かなしきかなや道俗の良時吉日えらばしめ 天神地祇をあがめつつ ト占祭祀をつとめとす」と述べられています。
その意味では、結婚式という儀式を挙行する中にもその人自身の人生観というものを写し出すのです。
第二の人生の門出に当たって、この尊いご縁を大事にし、仏教徒(真宗門徒)として仏前結婚式の意義をたずね、お寺で行うことをすすめたいものであります。
さっぽろ東本願寺 第87号より |
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